No,25『光河 光』
第25弾投入。
ついに……ついにこれを出す時が来たーっ!
中原さんキャラシリーズメジャー編。といっても、あくまでも上里にとってのメジャーだが。
ラジオドラマ「MADARA 転生編」より、主人公<光河 光(こうが ひかる)>をば。
元の絵が非常に細かい絵なので、再現度的には、目元を中心に少々物足りない部分もありますが……
もう私としては、これがきちんとハンコで彫れただけで大満足ですじゃよ。それなりに腕を磨いた甲斐があった。
さて、光河くんですが。
こいつは私が中原茂さんという声優さんを、初めて名前できちんと意識することになったきっかけのキャラでして。上里としては永遠にNo1の中原さんキャラなのですよ。
登場作品「MADARA 転生編」は、大塚英志さん原作、田島昭宇さん作画のマンガ「魍魎戦記MADARA」の一連のシリーズ化の一作にあたります。
というわけで、詳しくはwiki「魍魎戦記MADARAシリーズ」を参考にされるとよい。
MADARAシリーズは簡単にまとめると、主人公・摩陀羅とその仲間たちが、弥勒という敵と戦うべく、転生、すなわち生まれ変わりを繰り返して様々な世界で邂逅してゆく物語です。まあ本当は、弥勒は真の敵じゃないとか、摩陀羅も主人公じゃなくなったりとか複雑なんですが、その辺りはキリがないので割愛。
様々な転生の最終段階として位置づけられているのが、舞台を現代日本に移した「転生編」なのです。
転生編自体も、マンガ数作とラジオドラマ、小説など色々なメディアでエピソードが綴られていますが、このラジオドラマ版で、中原さんが主役を演じられているわけです。
ラジオドラマ版主人公「光河 光」は、摩陀羅の双子の兄「影王(カゲオウ)」が転生した姿です。影王は、摩陀羅に力を奪われて瀕死の状態で生まれたため、摩陀羅を憎む最大のライバルキャラとして登場するキャラなんですが、転生を繰り返す中で弟たる摩陀羅との争いを忌み嫌い、摩陀羅の側で生きることを望むようになります。そんなわけで、転生編では、味方となって登場。
自分が影王という前世を持ち、その宿命に従わざるを得なくなっていくことに戸惑いながらも、敵・弥勒の側に取り込まれてしまった弟・飛雄を救うべく戦う超ブラコン兄さんです。
……いかん、説明しきれん! でも知って欲しい、より多くの人に、この光の魅力をー!
ラジオドラマ版は全5巻のCDで発売されていますが、今は絶版のため品薄です。それでも、見かけた方は是非、是非買って聞いてくれっ! 私も縁があれば貸し出す!
中原さんのすさまじいまでに自然な演技が最高だ。十数年前の作品なので、中原さん当時三十台中盤、個人的にはこの頃の中原さんが一番好きな声質&演技です。
何はともあれ、MADARAにはまって、ラジオドラマ聞いて、中原さんとであったのが、ある意味私のターニングポイントですねぇ。
次回予告。
スペシャルブレイクまで超スピードで中原さんキャラ続行。次はマイナー編で。
でも最近なので割りと有名かも。新宿二丁目で出会えるバーのマスターで行きましょうか。
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コメント
お久し振りでございます。
遂に出て参りましたね、光河 光くん。
ちょっと眼つきが優しい感じが致しますが、とても素敵に仕上がってますね。流石のお手並みです。
デビューされてからしばらくの間はあの「すさまじいまでに自然な演技」が少々物足りないと感じていた事もあったのですけど、それは内緒です(笑)
それはともかく、MADARAは本当に沢山の方に聴いていただきたい作品ですね。
投稿: 桜 | 2008年8月16日 (土) 02時32分
どもども。
いやぁ、本当に私としては「ついに」出したという感じですよ。光くんはmy魂です。
光の公式絵というのは、田島昭宇さんの絵がないんですよね(何か未収録ので一つあるという噂は聞きましたが)。で、代わりに高橋明さんという方が何度か設定画をかかれてますんで、そこから絵柄を頂いてます。確かにこの絵の光は、その中でも一番優しい顔ですね。
あー、でも桜さんがMADARAをご存知だったのは嬉しいですねぇ。ほんと、これは色んな人に聞いてほしいです。
投稿: 上里幸助 | 2008年8月16日 (土) 22時43分
上里さん、こんにちは。
すごく前の絵にコメント付けてすみません。
上里さんのご指導に従い、MADARAシリーズを買って聞き始めたので、ご報告です。
中原さんと飛田さんが兄弟だなんて、もうそれだけで窒息寸前。
ブログ(日記)で上里さんのコメントを紹介させていただいているので、機会があれば覗いてみてください。
中原さんと飛田さんの掛け合いは、幸せすぎて、ストーリーがつかめないのが難点ですね(笑)。
投稿: 史 | 2009年2月25日 (水) 13時47分
洗脳成功ーw
失礼。いやいやー、聞いていただいて何よりです。
中原さんと飛田さんの兄弟共演は、中原さん初心者wには聞き分けがつかないのではとムダな心配をしたりしますが、ほんと……反則級ですよねぇ。
何度聞いてもおいしい作品ですので、二回目は是非ストーリーを掴んでくださいw
ちなみに、私はほぼセリフを暗記していたりします
サイトもちょいちょいうかがわせていただいております。愛はじめられたばかりとは思えぬ愛のあふれ方に脱帽です。
これを機に、トップでリンク貼らせていただきましたが、かまいませんでしょうか? 不都合な場合はすぐ削除しますので、おっしゃってください。
投稿: 上里幸助 | 2009年2月25日 (水) 18時45分
上里さん、こんばんは!
うひゃー、☆船長さんの下にバナーを置いていただくなんて畏れ多い!
マイナーサイトに過分なお取り計らい、痛み入ります。
そうですね、もう1回ちゃんと聞いて、ストーリーを把握したいと思います。
「飛田さんがしゃべった〜!」
「中原さんが叫んだ〜!」
と、いちいち浮かれてちゃダメだ。
それにしても声が似ているから、兄弟という設定にすごく説得力がありますね。
今の中原さんの声だと、もうちょっと違いがわかりやすいかな。
あ〜、大好きなブラック飛田も味わえるし、光くんはちょっと譲くんテイストだし、おいしい〜、おいしすぎる〜。
たっぷり堪能したいと思います。
ふふふふ。
十二国記の続きも楽しみにしてますよ〜!
泰麒はぜひお子さまのほうを〜〜!
投稿: 史 | 2009年2月25日 (水) 20時33分
相互リンクとして今後ともよろしくです。
昔の飛田さんと中原さんは、よくよく聞けば声質違うはずなんですけど、何かの拍子に似るポイントが出てくるのですよね。
聞き始めた頃は、まだぜんぜん声優に詳しくない時で、さほど意識しないで聞けていたんですが、改めて聞いてみると、転生編の兄弟設定は説得力があります。っていうか、これ狙ってキャスティングしたんじゃね?
光を譲テイストと言われてハッとしました。確かに、ちょっと、ぽい。譲の「先輩!」を、全て「飛雄!」に変換してみたら案外違和感なく聞けそうな予感が。
泰麒はそりゃあもぅチビでいきましょう。黒麒麟も捨てがたいのですが。
投稿: 上里幸助 | 2009年2月26日 (木) 21時21分