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2009年2月17日 (火)

No,121『中嶋 陽子』

第121弾投入。
新シリーズ着手。
今回は、精霊の守り人と双璧をなす上里オススメ和風ファンタジー「十二国記」より、一応主人公の位置づけであろう、慶国景王<中嶋 陽子(なかじま ようこ)>をば。

Photo
ちぇいあ。
シリーズ一個目にもかかわらず、大型MONOを使用。
いやぁ、だって陽子、大好きなんじゃもん。
しかし、細かいところはよくできたはずなのだが……色味の選択をしくじった気がしてならん。
まず髪。設定上は緋色、アニメの着色だとややえんじがかった赤髪なのだが、白黒の場合、白か黒かが微妙な選択。
そして服。髪とのバランスもあるのだが、明るめの色だったので白をベースに再現したら……なんか白装束じみてしまった。
まあ原画の色味を無視してみれば悪いできではないのだが、それを考えると微妙な出来といえなくもない。
ポーズは戦闘シーンから。そんなに戦闘シーンは多くなく、またそう派手でもないのだが、やはり陽子といえば、市井の衣装で戦う姿が私は大好きなのである。

さて、中嶋陽子。
十二国記は、小野不由美さんの小説シリーズで、和風ファンタジー。これがNHKでアニメ化された。ベースになっている世界観は「山海経」と呼ばれる中国古典なので、和風というよりは中国風なのですが。
あまりにも設定が多く、深い作品なので語りだすと切りがなく。ひとまず陽子にかかわる部分だけさらっと押さえて紹介。
舞台は、十二の国に十二の王と神獣「麒麟」が存在する異世界。この世界では人間は卵果と呼ばれる木の実になって生まれるのですが、その卵果が、蝕と呼ばれる異世界と現実世界の交錯に巻き込まれ、現実世界で人の腹から生まれることがあります。陽子も実はそんな一人。
そして、異世界の十二の国では、神獣「麒麟」が、その国の王となるべき人を選ぶのですが、極東の国「慶」の麒麟である景麒が選び出した新たな王こそ、現実世界で高校生として暮らす、中嶋陽子だったのである。
というわけで、突如異世界に召喚されてしまった陽子が、右も左もわからぬ異世界で、紆余曲折を経て慶国の王になるまでが、十二国記の第一章「月の影 影の海」である。
この後十二国記の話は、陽子のストーリーを中心としながらも、その名の通り十二の国の王と麒麟の物語を、いろいろと描いていくのである。
でもって、未完。新刊がもうすぐ十年くらい出てないw でも作者にはやる気があるらしいので地道に待とう。

陽子は異世界から現実世界に流されてきた人間ということもあってか、実は現実世界ではかなり居所の無いお方だったりする。人の顔色を見て、それに合わせてばかりで一見優等生。それが異世界にたたき出されたて、人間不信になってやさぐれたり、王になるという運命に翻弄されて迷ったり悩んだりしながら変化してゆくのですよ。
そして最後というか、現在は王としての道に日々迷いながらも、凛として堂々たる女王っぷりである。
私は特に、ただの剣も振るえぬ女子高生だった陽子が、異世界で次第に凛々しくなって、慄然と戦い出すところが大好きだ。陽子の口調や態度も、すこしづづ男っぽくなっていくのだが。
陽子編の第二作、というか今のところ陽子編最終話とも言える「風の万里 黎明の空」のラストで、麒麟にまたがり上空から裏切り者の将軍を見下ろして一喝するシーンなど、震えが止まらぬものがある。
というわけで、陽子は凛々しいからこそよい。が、その凛々しさに秘められた迷いや優しさがにじみ出るからこそ、またよい。

追加。アニメ版で演じられたのは久川綾さん。それまでも一応名前は存じ上げている方だったが、イマイチ役柄と一致していなかった。が、この陽子役で惚れた。かっけぇよ、久川さん……

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次回予告。
中原さんキャラクター66個目。
両親の仇を討つべく、戸籍を隠して女に接近。でも超好青年。

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コメント

はじめまして、消しゴムハンコに
釣られてきました
十二国記!!
夏休みに再放送がやってましたw

ところで質問なんですが

消しゴムを削る時は
彫刻等ですか? 

消しゴムはMONOとAinどっちが削りやすいですか?

投稿: souru | 2009年2月26日 (木) 07時35分

初めまして~。
このブログに消しハンつながりでコメントくださった方は実は初めてだw これまでは、中原さんつながりたったのでね
こうして来て下さってありがたいです。今後ともどうぞよろしく。
さて、お尋ねの件。
道具はアートナイフと彫刻等の小丸刀です。線や細かい部分は全部アートナイフですね。白抜きの大きな部分だけ、彫刻等でザクゥととっちまう感じです。
使用する消しゴムなんですが、私はMONOを使用しつづけていて、他にはあまり手を出していないのですが、MONOは消しハン好きの方に言わせると、やわらかくて使いにくい部類に入るようです。私は、逆にこのやわらかさを利用して微調整をしているところもあるんですが……
MONOの利点としては
1・表面加工がきっちりされているので手で持っていてもポロポロ崩れないこと
2・水で洗うとちょっと粘性が出るので表面に鉛筆の絵を転写しやすいこと
3・やわらかくしなるので多少ナイフが滑っても平気。傷がつきにくい
といったところがあげられるかと思います。
Ainについては使用したことがないので、きちんとお答えできなくてすいません。
MONOの利点と比較して考えていただければと。
私も他の消しゴムの情報を知りたいので、この消しゴムにはこんなよさが! というのがあれば、是非是非情報ください。

投稿: 上里幸助 | 2009年2月26日 (木) 21時30分

ありがとうございます
アートナイフですか 
どこかに売ってたかな…?
しかし、水で洗うとちょっと粘性が出るとは知らなかった
今後ともよろしくさせてもらいますね

投稿: souru | 2009年2月27日 (金) 07時22分

お近くにデザイン用品か模型用品を扱う店があれば見つかるかと。
大きめの文具やさんにもあると思います。
また何かありましたらいつでもどうぞー

投稿: 上里幸助 | 2009年2月28日 (土) 20時14分

リク

SAMURAI7 って知ってますかね?
できたら その7人を...なんてね

MONO消しゴムは 
MONOだったら大きさは何でも?

投稿: souru | 2009年9月24日 (木) 21時57分

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