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2009年7月14日 (火)

No,151『昇紘』

第151弾投入。
十二国記強化期間、『風の万里 黎明の空』編、ラストキャラ。
和州止水郷長<昇紘(しょうこう)>をば。

Photo
ふむ。
多分、いいと思う。
最近出来のいいハンコ作家さんの画像をよく見るせいか、自分のもの程度だとたかが知れる面もあるのだが……こいつに関してはかなり再現度高く、線も安定していると思う。

さて、昇紘。
「「風の万里 黎明の空」における、ラスボスといえる存在だ。
肩書きは慶国和州止水郷長。つまりは陽子治める慶国の一州、和州の地方自治体である止水郷の長、すなわち官吏(役人)である。
本来収穫の1割以下と定められている租税を、実に7割で徴収し、税が満たなければ村丸ごと皆殺しなどなど、残虐非道の人間として名高く、その悪評は王宮にも届いている。
の、だが。なぜか処罰されない。
その真相は、まず昇紘の上司にあたる和州の州侯・呀峰が、昇紘を自らの子飼いとして保護していることにあり、ひいてはその呀峰を、実は王宮のトップである冢宰・靖共が保護しているからである。
慶国は長らく無能な王の存在が続いたため、王宮の官吏達は王をないがしろにして政治を行うことに慣れている。そして私腹を肥やすことを当然のように行ってきていたのである。
そんな官吏たちに囲まれてしまっている新王・陽子は色々とやりにくいわけで、悩んだ末に市井の暮らしに降りてみることを決意し、そこで知ったのがこの昇紘なる悪辣な官吏の存在というわけだ。
昇紘の圧政に耐えかねた虎嘯らが叛乱を計画、さらには偽王に唯一抗しながら政争に敗れた浩瀚の命により、桓魋らが呀峰誅伐を名目に叛乱を計画。その波に、新王・陽子、鈴、祥瓊という三人の娘たちが巻き込まれてゆく。
この昇紘の悪辣ぶりには確固たる信念がある。
昇紘は王が麒麟によって選ばれる、というこの世界の摂理そのものに疑問を感じ、王を選ぶという天の意思が本当に存在するのか? ということを試そうとしているのである。
自らが悪逆非道を貫くことで、それを天が罰することができるかどうか、という何とも破滅的な賭けをしているのだ。
長年にわたりこの非道を行いながら、ついには罰せられず呀峰に取り立てられていたことで、天の意思など存在しない、という結論に半ば至りかけていた昇紘だが、ついに陽子によって討伐され、
「天が王を遣わした、やはり天の意思は存在した」
と自嘲しながら囚われることとなった。陽子に言わせれば
「私は天に命じられて来たわけではない」
だが、それも昇紘に言わせれば
「だからこその天意だ」
だそうだ。
実は昇紘のこの信念、アニメオリジナルである。小説原作の昇紘は、ただの愚劣で非道な男で、外見も尋常ではない肥り方をした男。
天の意思への疑問、というのは、この作品の根幹に触れるものでもあるので、原作ファンからするとかなり危険なアレンジではあると思うのだが、私はこのアニメ版昇紘のキャラだては結構好きだ。

さて十二国記。
まだまだやりたいキャラはわんさかといるが、最後にタイトルを作ってひとまず休憩だ。

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次回予告。
中原さんキャラクター80個目。メガネキャラ強化期間。
キング・オブ・ポップ追悼記念。

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