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2009年10月17日 (土)

No.199『楽俊』

第199弾投入。
十二国記「月の影 影の海」編。
今回は、主要キャラでまだ出してなかった最後の大物。半獣<楽俊(らくしゅん)>をば。

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振り向くなよ。今ちょっと障りがあるからな。
ネズミは髭の線にやや不安定なところが。
人間は表情がちとゆがんだ気がしないではない。
トータルでみればいい出来だとは思うのですが。
今回も大型MONOを使用。あまり乱発したくはないのだが、十二国記の最重要人物の一人ですし、人間形と獣形のどちらも入れたかったというこで、まあこれは仕方ないことにしたいのです。

さて、楽俊。
十二国記は基本的に、十二国の王と麒麟の物語であると言える作品群ですが、この楽俊は唯一、平民で主役格といえる人物です。
本名は、姓を張、名を清。字が楽俊。
「苦楽の楽に俊敏の俊。暮らしは楽じゃねえし足はのろいし、母ちゃんどうしてこんな名前をつけたんだか」
とは本人の弁。とすると、この字は他人ではなく母親につけられた物らしい。
先に桓魋で紹介した「半獣」と呼ばれる人間で、楽俊の場合、獣形態はねずみのような獣。獣の方が楽だということで、普段は獣形ですごしており、めったな場では人間形態はとらない。獣形の愛らしい容姿のために幼く見られがちだが、その年齢は初登場時で22歳。最新の物語では25才前後になっているはずである。

そんな半獣の平民の青年が、十二国の王たちの物語において何故か重要な役割を果たすこととなってしまう。
性格は基本的にお人よしで楽観的。ただし非常に賢く、物事を鋭く考える知的な人物だ。
王になる前の陽子が、邪悪な海客とされて巧国内を放浪し行き倒れた際、それを救出したのが楽俊。その後、陽子を海客を庇護する国・雁に連れていくという理由で同行し、次第に交流を深めてゆく。陽子にとっては、命の恩人というだけでなく、疑心暗鬼にまみれていた心を氷解させてくれた、心の恩人でもある。そのため、陽子が王となったあとも、身分を超えた親友と呼べる交わりを続けている。
一度は、王だったとわかった陽子によそよそしい態度を取るのですが、その際、陽子に迫られたエピソードが秀逸。
楽俊の前にたち、
「私の心が離れたんじゃない。楽俊の心が離れたんだ。わたしたちの間には、たった二歩の距離しかない」
という陽子に対し、楽俊は「違う」と言う。そして続けた一言。
「おいらには三歩だ」
小さな獣の身体で三歩、歩み寄る。
これで、陽子と楽俊の友情は決定的なものになった感じですねぇ。
あと、ところどころ、陽子と楽俊には恋愛的な雰囲気のシーンもあるのですが、そこは明確には語られない。お互い多少は意識しているでしょうが、それよりも親友同士であることを誇りに思っているという感じですかね。
まあ、おかげで同人誌のネタにはよくされるようですが。
陽子と尚隆の庇護もあって、雁国の大学に入り学問を続けているのだが、どうやら今度発売される十二国記BDBOXのおまけミニエピソードで、大学卒業後の姿が語られるらしい。むぅ、BD再生機ごと買わなければならないのでせうか。

朴訥とした語り口調とその愛らしい姿でファンを魅了、しかし言動は優しくも非常に知的で、この世界の摂理に通ずる部分を鋭く語ってくれる、狂言回し的な役割も持つ。
陽子だけでなく、「風の万里 黎明の空」では、やさぐれていた祥瓊と偶然出会い、これも心を溶かしてしまう。そういう星の元に生まれた人らしい。

むう、これ以上語るとキリがないのでやめよう。
尚、声の出演は鈴村健一氏。この方のちょっと鼻にかかったような声は、獣形の楽俊にピッタリですね。が、鈴村氏の声はこれと、SEEDのシン、仮面ライダー電王のリュウタロスぐらいしか把握しておらず、あまり演技の幅を見ていないので何ともいえない。シンは可哀想wな役だしなぁ。

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次回予告。
中原さんキャラクターリメイク編。
……気がついたらトータル200弾だった。ということで、原点回帰。中原さんシリーズ第一号をリメイクだゲロッ




以下、拍手レス(史さん)

>>史さん
というわけで楽俊でした。鈴村さんのほかの演技って、どんな役がありますでしょうかね?
電王のリュウタロスはわりと楽俊に近い声質だったので、違うタイプを聞いてみたいところです。
200個目はまたリメイクですみません。中原さんキャラ100個めは、サラっと入ります。

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