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2009年10月21日 (水)

No.201『杉本 優香』

第201弾投入。
200番台になっても何事もなかったように粛々と進む。
十二国記「月の影 影の海」編。
今回は、アニメオリジナルにして最大の凶キャラ、<杉本 優香(すぎもと ゆか)>をば。

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この偽善者!
んーーーーー。微妙だ。
もっと凶的な顔を再現したかったのですが。通常と凶顔の中途半端な感じになってしまいましたねぇ。
口のあたりがゆがんだのも残念。十二国記物としては久々にイマイチだ。
ちくしょう。

さて、杉本優香。
実は原作小説版においても登場はしているのだが、実質的にオリジナルキャラ。
主人公・中嶋陽子の高校時代の同級生で、陰湿ないじめを受けていた少女である。陽子は何とか普通に接しようともするが、いじめる側にも歩調をあわせようとするところがあったため、杉本からすると陽子こそ「偽善者」ということになる。ここまでは小説でも同じ。
ファンタジー小説などに憧れ、現実逃避をしていたところで、陽子の十二国世界召喚に巻き込まれる。小説では、陽子は一人で召喚されるので、ここからがアニメオリジナルということになりますね。
海客の王・陽子の登場を恐れる巧国の塙王によって、陽子暗殺の使者として見出されることで、自分はこの世界に選ばれた存在なのだと自負するようになる。
ここではないどこかに自分の世界がある、という逃避を続けた少女というわけです。
やー、そのあたりの人間不信な顔や、陽子への敵対意識はすさまじく、それが顔にモロに表れる前半の表情はホントに凶悪です。
その後、結局この世界でも認められず、自分の真の孤独と陽子の王たる決意に気付いたことで多少改心。王となったことで結婚も出産もできなくなったとされる陽子に代わり、たくさん子供を生むという言葉を残して日本に帰還します。
その後の日本で、自分と同じく「神隠し」になったとされる高里なる少年と出会い、その影に陽子と同じく十二国の影を感じる……という存在になるのですね。
この高里こそ、泰麒。
陽子と泰麒をつなぐ存在となったアニメ版での今後の登場をにおわせるものの、原作が続きが出ない都合でアニメも続きはできず。陽子と泰麒の接点はまだアニメでは無い。
んー、この辺のアニメ化は切望しているのですがねー。

しかしこの杉本。原作ファンからの評価はすこぶる低いですね。
陽子の負の面をモロに書き出したキャラ、という意味では面白くもあるんです。しかし確かに杉本の存在によって、小説版よりも陽子の書き方が安易になっているような気がしないでもないです。
基本的に十二国記はアニメ版の方が好きな私ですが、杉本は微妙……

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次回予告。
中原さんキャラクター100個目。……やればできるもんだな。
大分前からこのキャラにしようと決めていたんだゲロッ

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