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2010年1月11日 (月)

No.213『舒栄』

第213弾投入。
十二国記「月の影 影の海」編。
今回は、第一エピソードのボス的存在ながらほとんど出番がないw偽王<舒栄(じょえい)>をば。

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わんとこりゃ。
ぬーーー。久々のやっちまった感が漂う。
表情などはわりと艶かしくいい感じに再現できたと思うのですが……こう、あちこちの線がふらふらと定まっていない。ハンコとしての綺麗さという意味で、かなり今回は失敗に入る。
なんだろう、髪の毛のなだらかなラインとか、何故こんなにうまくいかなかったのやら。げふぅ。

さて、舒栄。
前出の予王こと舒覚の実の妹。字は花麗。しかし小説やアニメの作中で字が出たことがないのは姉に同じく。
姉に対しては愛憎入り混じった感情を持っていたようですが、基本的に容姿、才能ともに姉よりも優れているという自負があったようで、姉が王に選ばれたことから嫉妬心を燃やすようになる。
やがて姉が景麒に恋慕、景麒の失道、そして禅譲と堕ちてゆくのを目の当たりにして、やはり王に選ばれるべきは姉ではなく、優れた自分なのだという自負を持って、姉亡き後の王たらんと立ち上がることとなる。
そこに、隣国の塙王が陰謀をもって加担したこともあり、新たな王と称して慶国に乱を起こすのです。
しかし、十二国の王は麒麟が選ぶものですので、景麒に選ばれていない舒栄は所詮、自称の王……偽王です。
十二国の王は、前王と同じ姓の者は選ばれないという決まりがあるので、舒覚の妹である舒栄が王である可能性は全く無いのですが、どうやらこの決まりはあまり認知されていないものらしい。塙王の加担により、景麒を呪で縛って従わせた舒栄は、それをもって王に選ばれたと流布することで、慶国の諸侯を味方につけていきます。
が、そこに唯一従わなかったのが、後に陽子の宰相となる麦州候の浩瀚。浩瀚の抵抗で慶国の制圧に手間取っている間に、陽子が延王・尚隆の助力を受けて攻め込んで来てしまい、味方につけた諸侯も真なる王の元に戻り、偽王として討たれるという最期です。
なので、陽子からするとボス敵の位置にいるキャラなんですが、舒栄を影で支え、操っていたといえる塙王の方が真の敵ともいえる存在なので、舒栄自身の出番はほとんど無し。
陽子が尚隆と共に慶を平定する過程で、陽子とも対峙しているはずなんですが、そこはアニメ作中では描かれずに終わってます。
CDドラマで舒栄の舒覚に対する愛憎を語ったエピソードがありまして、彼女の人となりはほとんどそこでしかわからない感じです。なお、そのエピソード「姉妹王」によると、舒栄が王を名乗ったことの理由の一つには、姉を王にして不幸に陥れた景麒(と、舒栄は思っている)を自らに従わせることで、姉の無念をはらそうという思いもあったということになっている。
自分より劣っていながら、王に選ばれた姉。しかし自分には無い物を持って王に選ばれた姉。……そんな愛憎入り混じりの心情が語られるのが、ちょいと切ないですねぇ。

尚、声の出演は小山茉美さん。この間、舒覚の時に小山さんの名前にしかけてしまったが、舒覚は藤田さんです。こっちが小山さんだ。
小山さんといえば、古くはアラレちゃんからキシリア・ザビまで、少女から熟女まで幅広く演じられた名女優だ。最近は、洋画やナレーションでよくお見かけしますかね。

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次回予告。
中原さんキャラクター106個目。
資料的に厳しい感じではあるのだが、旬を逃さぬうちに行っておきたい大物。
フォドラに生まれし災いの種。

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