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2010年4月10日 (土)

No.226『松山 誠三』

第226弾投入。
十二国記「月の影 影の海」編、ラスト。
今回は、陽子が異世界にて初めて出会う海客<松山 誠三(まつやま せいぞう)>をば。

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なんでじゃー!
いや、松山のセリフなだけです。ハンコ自体の出来はよいと思います。
老人ゆえの皺が非常に多いので、細かさという面では心配なんですが、逆に表情を再現する要素が多いので、安定しやすいのですよ。
遠甫やトロガイはかなり似ているのが顕著な例かと。

さて、松山。
この名からわかるように、元は十二国記世界の住人ではない。日本から流れ着いた海客です。ただし、陽子のように神仙ではなく、壁落人のように学があるわけでもなかったので、基本的にこの世界の言語はわかりません。
そもそも、松山がこの世界に来たのは昭和20年7月……そう、戦中です。広島は呉で、海に落ちたところ、十二国記世界にたどりついてしまったのです。
最初は慶国に流れ着いたものの、まるで言葉がわからず、かろうして下働きのようなことをしながら生き延びるしかできないという生き方のまま……実に60年。なんともはや。
慶で予王が乱心し始めたのを機に巧国に逃れてくるも、やはり巧でもまともな職はなく、宿屋の下働きとして働いていたところに、達姐のたくらみから逃れた陽子が現れます。陽子が話す日本語に狂気乱舞。
そんなキャラです。
アニメ版ではやや登場の仕方が違いまして、達姐、陽子、杉本がまず三人だけで次の街へ行くことになり、宿に残された浅野の日本語に反応して登場します。その後、達姐が二人を売り飛ばすであろうことを浅野に教え、浅野とともに陽子たちを助けに来てくれるのですわ。

が、陽子がこちらの世界の言葉を話せることに対して「何で戦後にいいめを見てきたおまんらがここでもいいめを見るが」と嫉妬。さらには、終戦が8月15日だったことを知ると「あと半月だった」と行き場のない怒りをぶつける。
そして最後は、同じ海客でありながら、陽子たちを裏切る行為に出るのですねぃ。
小説版では陽子の荷物を奪って逃走。アニメ版では三人が寝ている間に役人を呼んでくる、といった感じです。
達姐、松山と続く裏切りにより、陽子は完全に人間不信になっていくのですよ……
特に松山は、同じ海客でもというところで、衝撃を大きくする存在ですね。

おっと忘れていた。松山といえば、最大の特徴は広島弁。しゃべり口調だけで何となくインパクトのあるお方です。登場はほんのチョイなんですがね。

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次回予告。
中原さんキャラクター113個目。
作品一本分の準主人公発見。
愛の一字と韋駄天の名を背負い、湘南を駆け抜けるぜぇー。

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