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2010年5月 5日 (水)

No.230『斡由』

第230弾投入。
十二国記「東の海神 西の滄海」編。この編はマイナーキャラだらけだぞと。
さて、マイナーキャラの羅列になりそうなので、最初はメジャーどころを。
雁州国元州令尹<斡由(あつゆ)>をば。

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ぶべん。
ぬぅ。基本的には間違っていないはずなんだがな、眼の光の加減のせいか、表情が大分違って見えてしまうのがなんだ。

さて、斡由。
「東の海神 西の滄海」は、雁の王・尚隆の昔話。尚隆が日本から召喚される際の話と、登極二十年後の内乱の話を交互に描く一遍です。アニメ版では、召喚の話を別枠でやってしまっているので、内乱の話だけで4話使うエピソードに再構成されてます。
斡由はその内乱の首謀者ということになりますかね。
肩書きでいえば、雁の西方の一州である元州の令尹……州侯の補佐をする、言ってみれば摂政みたいな役どころ。
民の安寧と発展を願う切れ者、といえば聞こえはいいんですが、挫折も失敗も知らぬ、というか認めず、自分がよくできた人間だと誉めそやされることを望み続けていたという感じの、まぁボンボンなんだろうなぁ。そもそも、元州候の息子ではあるんですがね。
登極まだ間もない尚隆の治世をまだ読めず、元州の治水工事の件を得ることを名目に、尚隆の上の権にあたる「上帝位」を要求して、延麒を誘拐、人質にとるという行動に出ます。これが元州叛乱の始まりとなるのです。
最初は上手く元州全体を扇動してるんですが、次第に尚隆の謀略によって追い詰められて味方がいなくなり、元州に乗り込んできた尚隆によって討ち果たされるという最期がまっております。
そんな経緯から、民間には「叛乱を起こした大罪人」「極悪非道の人」といった評価になっているのですが……尚隆曰く、「そこまで言われては斡由も立つ瀬がなかろう」とのこと。
確かに美名を求めて様々な謀略や陰湿なこともした斡由ですが、その美名を貫けたならよき王になりえた人物だったかもしれない、という見方もあるわけなのですよ。
結構、物事考えさせられる存在のお方です。

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次回予告。
中原さんキャラクター115個目。
これは面白い物見つけた。某ロックバンドのベーシスト。決めるときゃぁ決める男なのだよ。

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