No.240『少春』
第240弾投入。
十二国記「東の海神 西の滄海」編。
今回は、作中で名のでる蓬山の女仙、ラス1。<少春(しょうしゅん)>をば。
ウェーイ。
んーーーーーー、微妙。
なんだろうなぁ、もっと幼い印象があるんだが。鼻と口もとの表現がやや原画通りになっていない。あと、眼もやや違和感。トータルで見て、あんまり似ていない。結構デザイン的に好きなキャラなだけに、無念。
さて、少春。アニメでは「東の海神 西の滄海」のキャラとは言い難い。
先述の通り、小説版「東の海神 西の滄海」は、尚隆が十二国へ来る前の日本の豪族の時代と、尚隆登極後の雁の話とを交互に語っているのですが、アニメでは日本編が分離されている。少春は、その日本編の時代の登場人物。
あれ、日本編なのに蓬山の女仙かよと。
尚隆を王に据えた延麒・六太は、最初十二国世界の霊峰・蓬山で生まれ、卵果の時に蓬莱=日本に流されました。で、日本が応仁の乱で大変だったころ、親に捨てられ、死にかけだったところを蓬山から探しに来た女怪・沃飛に救われます。で、蓬山で育ってましたが、王を選ばなければならないという重圧から逃げるべく、再び日本へ。そこで尚隆と出会う、という流れです。
つまりこの少春が登場するのは、沃飛に救われてから逃げ出すまでの間。麒麟として蓬山で育つ延麒の世話をしたのが、この少春。
雁出身の少女で、外見の年齢は十二歳くらい。先の延王に村が滅ぼされ、口減らしのために自ら女仙になることを願い、崩れ落ちた廟の柱を死ぬまでささえ続けて願かけをしたという、かなり芯の強い少女。
雁の惨状をその眼で見てきただけに、延麒に対する期待と親愛は人一倍深い。まあそのことが、結果としては延麒に余計に重圧を与えてしまうわけですが。
この設定から察するに、およそ五百年ほど前に蓬山にいた女仙ということになるわけですが、陽子の時代である現代では、今のところ存在を確認されていない。五百年の間に、仙をやめたかどうか。
いかにも少女らしい外見に合わせ、声は……釘宮理恵さんだ。泰麒との二役ですねぇ。
次回予告。
SAMURAI 7、サムライ四人目。
ワシの古女房だ。
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コメント
提案なんですが
pixivに投稿してみたらどうでしょうか!?
上里のような人をもっと色んな人に
知って貰いたいです!ww
ブログの宣伝にも・・・?w
まぁ、あくまでも提案なので
無視してもいいです
投稿: souru | 2010年6月 7日 (月) 00時02分
こんにちは!
いつも消しハン作品感動しながら見ています。
少春なのですが、驍宗と蓬山で会話しているシーンがアニメ編であったような…?
私も少春、大好きです。声もいいですよねー :)
投稿: こあり | 2010年11月14日 (日) 07時58分
こありさん>
いらっしゃいませヽ(´▽`)/
応援ありがとうございます。今後ともよろしくです。
驍宗と会話していたのは、おそらく少春と容姿が似ている蓉可だと思うのですが……ひょっとしたら影に紛れているかもしれないので、一度見てみますね。
少春復活しないですかねー。
投稿: 上里幸助 | 2010年11月14日 (日) 09時59分