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2010年7月 4日 (日)

No.248『白沢』

第248弾投入。
十二国記「東の海神 西の滄海」編、ラスト。
今回は、妙にハンコ化しやすい老人ネタより、<白沢(はくたく)>をば。

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よいしょ。
うーむ、やはり何故か老人はうまくいくんだよな……
ひとまず文句のない出来です。

さて、白沢。
「東の海神 西の滄海」当時、元州の州宰、すなわち行政のトップとして登場します。
実質的な主である斡由の才能あるところを認め、また敬愛しているため、斡由を支え、その叛乱においても多大に貢献。
斡由の要求である上帝位の設置を、延王尚隆に奏上しにゆく使者として名乗り出ます。
ですがまぁ、叛乱の要求を突きつけに行く使者なので、本来はそこで斬られる役どころ。本人もそれをわかっており、「先のある若いものに任せるわけにはいかない」として自らこの役を買って出たという傑物です。
さらに、家中を整理して自分が死んでもだいじょぶなようにしてくるという、念のいれっぷり。
しかし、例によってひねくれものな尚隆のために生きて帰されます。
その後も斡由の乱を支えますが、叛乱が厳しくなって斡由が民からの徴発を始めたり、水攻めを防ぐために堤防を壊そうとしたことで斡由への信頼を失います。で、最後の場面に斡由を諌め、叱り付けるも逆に斡由に反逆者呼ばわりされ、延王に降ります。
やってることだけをあげると、結構悪役に見えるかもしれませんが、その信念とできた人柄のために印象は非常にいい。でもって、尚隆もこの後、白沢を延国の冢宰……六官のトップに採用するという引き立てっぷり。
やはり出来た御仁は違う。
ちなみに、五百年後の陽子の時代にも冢宰として健在。楽俊に、身分証明書である「旌券」を発行してくれるなどして、小説、アニメともにちょこちょこと登場している。

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次回予告。
十二国記で作ってあるものはまだありますが、一回別のをはさみましょうか。
SAMURAI7、サムライ四人目。
サムライたろうとしたその心意気だけは一番強いのかもしれない若侍。

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