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2010年8月 3日 (火)

No.257『キクチヨ』

第257弾投入。
SAMURAI 7、サムライ七人目。
異色を放つ機械侍<キクチヨ>をば。

Samurai_7
うぉりゃー。
うむ、やはり黒ベースに白ラインで作ると、白ラインが安定しにくいのが痛い。
しかしそのわりにはいい出来ではないかなと思う。


さて、キクチヨ。
例によって漢字で書くとすれば「菊千代」ですが、作中では漢字表記無し。
名前からして不自然ですが、それもそのはず。元は農民で、どっかからかっぱらった家系図の中から適当に名前を選んで名乗っているだけ。本人的にはそれでサムライだと言い張っているのですが、家系図に書かれているキクチヨは13歳だったらしく、カンベエらに突っ込まれるハメになるというオチ。
ちなみに、後に農民を手伝っているさい、かつては稲刈りが速かったことを自慢しようと、つい「早刈りのタゴ……」と名乗りかけたことがあり、おそらく本名はタゴサクあたりなんだろうと思われる。
サムライになるために機械の身体となり、キララたちのサムライ探しにもさっそく力を貸すことにするも、カンベエによってサムライと認められず、結局七人でキララたちの村にいってから、ようやく「七人目」として認められた苦労人。
性格は粗野で乱暴だが農民の苦しみもずるさも優しさも、誰よりも理解している。泣く時は多いに泣ける、情の厚い男です。
機械の身体ゆえ、戦闘スタイルは極めて異色。手にした大型剣を力まかせに振るう、パワータイプ。頑丈なのでちょっとやそっとの攻撃を食らっても平気。一番最初には、カンベエに首跳ねられて生きてますからねぇ。
全体のムードメーカー的な存在で、場をなごませたり仲間を叱咤したりと、その存在感は非常に大きいです。原作「七人の侍」では、かの大俳優・三船敏郎氏が演じられた役で、一応菊千代が主人公という扱いになってます。

ミヤコとの最終決戦まで生き残り、天主・ウキョウを追い詰める。マシンガンで討たれたりぶったぎられたりしながら、何度も立ち上がりウキョウに迫るキクチヨは鬼気迫るものがあります。
突撃してきたミヤコ(大型要塞)を、単身巨大ロボ用の大型剣を抱えて食い止めるという凄まじい見せ場を最期に……消滅。死亡というか、ほんと消滅です。戦場に、地面にしっかり踏ん張った足だけが残っているというのが、なんともはや涙を誘います。
キララの妹分であるコマチと非常に馬があい、最終決戦前にはコマチから「キクチヨを婿にしてやる」という約束をしておおはしゃぎしてたんですが、見事な死亡フラグだったなぁ。

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次回予告。
十二国記「風の万里 黎明の空」編2。
揺りかごの如き優雅と儚さ。個人的にかなり好きな麒麟です。

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