« 2010年9月 | トップページ | 2010年11月 »

2010年10月

2010年10月31日 (日)

No.269『キーオ』

第269弾投入。
中原さんキャラクター125個目。
今回は、赤塚不二夫氏原作というのが未だに信じがたい魔法少女アニメ「ひみつのアッコちゃん」より、鏡の国の王子<キーオ>をば。

Photo
がっす。
んーー、何だろな。物足りない。
髪型がボンバーな人なので、小型MONOでは再現仕切れないと踏んだのですが、かといって大型MONOにするほど重要なキャラでもない感じ。で、残っていた大型MONOの半分くらいの切れ端でやったので、大きさは中途半端です。
原画からの再現という意味だと、目元がやや狂った感があり。あと、表情的にはもっと不敵な顔が多い人なんですが、この顔は比較的まともなほうか。

さて、キーオ。
ひみつのアッコちゃんは何度かアニメ化されていますが、キーオが登場するのは、堀江美都子さんが主演を努めた第二期。第二期オンリーのキャラながら、その第二期では結構大きな役どころです。よって、中原さんの出番は比較的多め。
第二期12話で初登場、地球を花火にして爆発させようというイタズラ(イタズラで済むかぁぁ!)を画策し、アッコに阻止される。
その後人間の転校生としてアッコの前に現れ、レギュラー化。キザで協調性の無い言動から、主にトラブルメーカーとしての役どころですかね。確かアッコちゃんを嫁にしようと企んできた気がするんだが……うろ覚えですまんす。

少年役ということもあり、イメージ的にはキザな式部雅人といった感じか。

Photo_2Photo_3Photo_4




次回予告。
十二国記「風の万里 黎明の空」編2。
麦州宰、後の和州侯は叛乱の表向き首謀者です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年10月17日 (日)

No.268『迅雷』

第268弾投入。
十二国記「風の万里 黎明の空」編2。
今回は、前禁軍左将軍<迅雷(じんらい)>をば。

Photo
はわわ。
んーーー、なんだろうな、違和感残る。
表情に非常に特徴のある場面から構図を取ったので。似せやすいところではあるのですが。実際かなり再現度は高いはずなんですが……何とも表現しがたい違和感。

さて、迅雷。
肩書きは慶国禁軍左将軍。禁軍とは王の直属軍、十二国記世界の軍は、左・中・右の三軍から成るのが基本編成で、序列的には左が一番高い。というわけで、慶国の軍のトップと言えるのが、この禁軍左将軍・迅雷ということになります。
しかしあくまで武官としてのトップなので、その上には国の軍全てを束ねる役人・夏官長(大司馬)がいますし、さらに夏官長の上には冢宰、王がいるので、政治的権力はありませんね。
実際作中でも、冢宰・靖共と彼の派閥である夏官長に出撃をいいつけられるだけの役どころ。というわけで非常にマイナーキャラなはずなんですが……多分、十二国記ファンはこのキャラをよく覚えている。
その数少ない登場場面のインパクトがすごいのだ。
和州で虎嘯・桓魋らの叛乱が起こると、靖共はこれを鎮圧するために、本来なら王しか動かすことができない禁軍に、出撃を命じます。迅雷は一瞬そのことに躊躇する様子を垣間見せますが、所詮は言いなり。
さて、叛乱の現場である拓峰の町についてみると、そこには何故か叛乱軍に加わっている王・陽子がw しかも陽子、迫ってきた禁軍に脅しをかけるため、王にしか従わぬ麒麟を呼び出し、その背にまたがって空から威嚇。
これは怖ぇ。
「左将軍迅雷、禁軍は誰の許しを得て拓峰に来たのか」
という一喝に始まる陽子の決め台詞は必聴。
何故か王が目の前にいるという戸惑い、王が靖共の悪逆を見抜いていたという驚愕、いろいろあって、迅雷はこのハンコのような表情になってしまうのですねー。
というわけで、出番は少ないのに、陽子最大の見せ場で相手役として登場、しかもすばらしい怯えの表情の数々で、インパクトの強いキャラなのですよ。
ちなみに陽子降った後、呀峰を捉え遠甫を救い出すことを条件に、禁軍無断出動の件は不問とされるのですが、靖共のもとに重ねてしまった悪事からは逃れきれず、一応辞任という名目で禁軍将軍の座を去ることに。さてさて、その後の地位はどうなっておるのやら。

余談、迅雷辞任後の左将軍は、叛乱の中心人物となった桓魋。
余談2、この方の呼び名「迅雷」は、おそらく字でしょう。なかなか勇ましい字ですから、やはり軍人としての実績はそれなりにあるお方だったのでしょうが。

Photo_2Photo_3Photo_4




次回予告。
中原さんキャラクター125個目。
150を目指すロードも折り返しにたどり着いたか。というわけで、ちょっくら大物。
鏡の精。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年10月16日 (土)

No.267『スーラ』

第267弾投入。
中原さんキャラクター124個目。
今回は、動物?アニメ「ジャングルブック・少年モーグリ」より、狼の<スーラ>をば。

Photo
ぶへっくしょん。
お、久々に線に揺るぎの無い感じ。
おでこの線とか口もとの線にやや欠けたり彫り損ねたりしてるところがなくはないが……全体的には非常にいいなと。

さて、スーラ。
ジャングルブック・少年モーグリは、狼に育てられた少年・モーグリが、狼一族として森の仲間と生きつつ、次第に人間としての自分に目覚めてゆく成長譚。
スーラはモーグリの兄弟として育った狼で、性格は思慮深く冷静。同じ兄弟のアクルは熱血タイプなので、その対比キャラといった感じですね。
ハンコの顔はなにやら困り顔ですが、なんとなく、こういう表情のほうが目立つキャラでした。
しかし弱気なわけではなくて、結構熱い戦いっぷりなども見せてました。

が、しかし。
最近恒例ですが、こいつも中原さんの声入り映像を確認できてねぇー。

そういえば、中原さんの狼キャラって二人目だ。忍人も狼キャラと数えれば(ぉい)三人目だな。

Photo_2Photo_3Photo_4




次回予告。
十二国記「風の万里 黎明の空」編2。
禁軍左将軍。
「禁軍は誰の許しを得て拓峰に来たのか」

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年10月 5日 (火)

No.266『靖共』

第266弾投入。
十二国記「風の万里 黎明の空」編2。
今回は、事件の黒幕たる慶国冢宰<靖共(せいきょう)>をば。

Photo
もいすちゃー。
うむ、安定はしてますね。ただ、歯のところで一箇所欠けかけたところがありましてね……久々にやっちまったのですよ。そこ一点だけが悔やまれます。

さて、靖共。
陽子の前王・予王の時代から、国の行政を司る六官府を取りまとめる<冢宰>という役職にある人物。行政の事実上のトップです。十二国記世界では、王の権限が非常に強いので行政のトップとはいっても最高権力者というわけではないですが……王がふがいない場合は、そうでもなくなる。
王となったばかりでまだまだ動きの取れない陽子は、この靖共の具申に従わざるを得ない場面が多々あり、時には国政の判断をゆだねることさえもやむを得ないという状況。
そんな中、靖共は陽子に突き放すでもない支えるでもない、微妙ーな言動で振舞っており、一見王に忠実な臣のような顔を見せているんですが、こいつが事件の黒幕じゃー。
予王の時代から、実質権力を握っていた靖共は、自らの立場に慢心しており、一部の六官府の長も取り込んで派閥のようなものを形成してます。そして、海客の王・陽子のことは完全に侮っており、実はちょいちょいと陽子が権力を振るいにくいように王宮を動かしてまして。
自分の子分格にあたる和州侯・呀峰、そして呀峰が使う止水郷長・昇紘などの悪吏を用いて私腹を肥やしているのですが、陽子の前では呀峰とも対立して見せるなど、尻尾をつかませない。実際、昇紘をめぐる虎嘯の叛乱事件の最中でも、靖共が黒幕であるというのは中々露見しません。アニメではちょこちょこと靖共の黒い部分が表現されているんですが、小説版だとホント最後まで気付かせない感じ。まあ推理とか得意な人にはわかるんだろうが……
昇紘、呀峰への連なりから、最後には陽子によって捕縛、断罪され、事件後は投獄中。おそらく陽子のことなんで、死罪にはしないと思いますが……仙籍の剥奪くらいは確実でしょうねぇ。

Photo_2Photo_3Photo_4




次回予告。
中原さんキャラクター124個目。
人外キャラ。たしか狼。
狼といえば、狼獣人を率いる将軍様も中原さんは演じられていたが、そのシリーズでの以後の中原さんの主演はなく。
話が逸れた。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2010年9月 | トップページ | 2010年11月 »