No.311『呉藍滌』
第311弾投入。
十二国記その他諸々。
今回は範国氾王<呉藍滌(ごらんじょう)>をば。
うちの姫を苛めるでない。
やはり小説挿絵からの再現は難しいですなー。着物の柄で死にかけました。ついでにこの人銀髪なので、髪も手間かかる……
さて、呉藍滌。
肩書きは十二国西方の国、範国の王。
現在治世約三百年で、奏、雁に続く長命王朝を築き上げた人物。
目だった産業のなかった範を、工匠の国としてよみがえらせた名君であります。
しかし性格……というか人間的には難しい。非常に趣味人で、風流にうるさい。実利主義で磊落な延王・尚隆とはとことん肌が合わないらしく、犬猿の仲。まあケンカするほど仲がいいとも言えるのですが。
そんでもってこの衣装が一番の問題なわけですが……この方、男です。女物の服を平気で着こなしてしまう上、物腰もどことなく女性的。何と無くオスカルです。……あれ、オスカルは男装の女性かw
物語としては、小説版「黄昏の岸 暁の天」にのみ登場。行方不明の泰麒を探すべく、捜索隊を組まんとする陽子の呼びかけに応じ、その発端である逃亡将軍・李斎を尋ねて慶へやってくる。王宮のしきたりひ詳しい祥瓊が世話係にあたるも、その難敵ぶりに祥瓊が一念発起する姿は微笑ましい。
非常にインパクトのあるキャラなので、他のエピソードも是非是非見てみたい人物なんですが……
だから十二国記の続き出ろと。
次回予告。
呉藍滌の半身、範国麒麟はこまっしゃくれた小姐ちゃん。
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