No.313『頑丘』
第313弾投入。
十二国記その他諸々。
今回は、図南の立役者<頑丘(がんきゅう)>をば。
よいやさ。
うーむ、挿絵からすると、もうちょっと老けた印象なんだがな。目元が妙に若々しくなってしまった。まあ挿絵自体が一つしかない人なので、勘弁してくれい。
さて、頑丘。
登場するのは、小説版「図南の翼」。供王珠晶の登極を描く長編で、十二国記全体の中でもかなりファンが多い作品。
頑丘は柳国出身の黄朱の民……現在は所属の国を持たない流浪の民で、騎獣を狩ったりするのが仕事。
昇山に向かう珠晶と出会い、剛氏(昇山の護衛)として雇われる。
たかだた十歳そこそこの小娘に雇われながらも、飄々として辛辣でもある大人の対応を貫く姿は、中々風格のあるかっこよさである。
珠晶とは「珠晶が王なら頑丘は珠晶のために騎獣を狩り、珠晶が王でなければ珠晶が頑丘の徒弟になる」という妙な約束を交わすはめになったが、珠晶の登極後、この約束が守られているかどうかは、今のところ不明。
次回予告。
俺が泰王だ!
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