MADARAシリーズ

2008年11月10日 (月)

No,73『影王』

第73弾投入。
中原さんキャラクターメジャー編。
今回は、No,25で上里のバイブルとして紹介しました「MADARA」シリーズから。
シリーズ第一作「魍魎戦記MADARA」のOVA版より、主人公・摩陀羅の双子の兄<影王(かげおう)>をば。

Madara
ほいっとな。
原画を写している最中は、中々似なくて四苦八苦だったんですが、押してみると意外と再現できてました。
とはいっても、80点台の出来ですが……。アニメ版で簡略化されているとはいえ、やはり田島絵の再現は難しい。
ちなみに、原作マンガ版とOVA版では、影王のデザインは大分異なります。特に髪。マンガでは黒髪なのにOVAだと白髪です。
あと、鎧のデザインも大分違います。マンガは額当てはしてません。

さて、影王。
MADARAシリーズは光河光の時にざっくりと触れましたが、主人公・摩陀羅とその仲間たちが、転生を繰り返しつつ様々な世界で邂逅し、戦ってゆくファンタジー巨編(原作者放り出しにより打ち切り)です。
影王は、摩陀羅の双子の兄という設定のキャラで、作中最大のライバルキャラです。
作中の大ボス・弥勒帝(ミロクてい)が、大陸に進出した際に滅ぼしたウガヤ王朝の元王妃・サクヤに生ませたのが、摩陀羅と影王の双子の兄弟です。
原作では、影王は摩陀羅に霊力の源であるチャクラを全て奪われた状態で生まれたため、チャクラの代わりに魍鬼と呼ばれてい魔物を体内に住まわせることで生き永らえたという設定なんですが、OVA版では、もろ死んでましたw 骸のまま放置されていたところを、弥勒が摩陀羅から奪っていたチャクラの一部を与えて蘇らせたという設定に変わっております。
うぉう、実は影王の体に魍鬼が住んでいるというのは、結構重要な設定のはずなんですが、あっさり無視しやがったぞコノヤロウw
ま、そんなわけで、どちらにしろ自分からチャクラを奪い取った摩陀羅を憎んでおり、兄弟ながら摩陀羅を抹殺する尖兵として送り込まれてくるのです。
摩陀羅とは何度か戦いますが、影王の真の恨みは、母・サクヤに自分達兄弟を生ませた父・弥勒へと向かっていきます。そして弥勒に造反して、抹殺。その力を自らのものとして取り込み、摩陀羅との決戦に挑みます。
が、取り込んだつもりの弥勒に逆に取り込まれてしまい、摩陀羅に倒されるのです。最後の最後「ミロクを倒せ」と弟・摩陀羅に言い残して……

私はこの第一作当時から影王が結構好きだったもんで、転生編で影王の転生体である光が主人公だったのは非常に嬉しかったですね。

……尚、双子の兄弟なので、設定上、摩陀羅と影王は瓜二つということになってます。影王も本当は「影王摩陀羅」という名前でして、もう一人の摩陀羅というべき存在なんですよ。
アニメでも影王初登場時は、「摩陀羅が二人!?」と言われてました。
が、しかし。
アニメ版の摩陀羅と影王…………全然似てねぇっつーの!
髪の色違う(黒と白)、髪型違う(トゲトゲとオールバック)、目つき違う(垂れ目と釣り目)、肌の色違う(普通と褐色)、声違う(山口勝平と中原茂)。
マンガでも、最初はそれこそ瓜二つにかかれてたんですが、だんだん髪型が変わり、目つきがかわりで区別されてきてます。
もはや似ているとかいうそういう設定、いらんと思う……

追加。
シャワーシーンはありませんが、全裸がありますw

追加2。
このOVA版でも辻谷さんを発見。
最近辻谷さんレーダーがよく働く。

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次回予告。
中原さんキャラクターじゃない編。
タンダが上手く行ったので、調子にのって「精霊の守り人」を一気に作り続けてみる。
シリーズもう一人の主人公、数奇な運命をたどる第二皇子をば。

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2008年8月15日 (金)

No,25『光河 光』

第25弾投入。
ついに……ついにこれを出す時が来たーっ!
中原さんキャラシリーズメジャー編。といっても、あくまでも上里にとってのメジャーだが。
ラジオドラマ「MADARA 転生編」より、主人公<光河 光(こうが ひかる)>をば。

Madara
元の絵が非常に細かい絵なので、再現度的には、目元を中心に少々物足りない部分もありますが……
もう私としては、これがきちんとハンコで彫れただけで大満足ですじゃよ。それなりに腕を磨いた甲斐があった。

さて、光河くんですが。
こいつは私が中原茂さんという声優さんを、初めて名前できちんと意識することになったきっかけのキャラでして。上里としては永遠にNo1の中原さんキャラなのですよ。
登場作品「MADARA 転生編」は、大塚英志さん原作、田島昭宇さん作画のマンガ「魍魎戦記MADARA」の一連のシリーズ化の一作にあたります。
というわけで、詳しくはwiki「魍魎戦記MADARAシリーズ」を参考にされるとよい。
MADARAシリーズは簡単にまとめると、主人公・摩陀羅とその仲間たちが、弥勒という敵と戦うべく、転生、すなわち生まれ変わりを繰り返して様々な世界で邂逅してゆく物語です。まあ本当は、弥勒は真の敵じゃないとか、摩陀羅も主人公じゃなくなったりとか複雑なんですが、その辺りはキリがないので割愛。
様々な転生の最終段階として位置づけられているのが、舞台を現代日本に移した「転生編」なのです。
転生編自体も、マンガ数作とラジオドラマ、小説など色々なメディアでエピソードが綴られていますが、このラジオドラマ版で、中原さんが主役を演じられているわけです。
ラジオドラマ版主人公「光河 光」は、摩陀羅の双子の兄「影王(カゲオウ)」が転生した姿です。影王は、摩陀羅に力を奪われて瀕死の状態で生まれたため、摩陀羅を憎む最大のライバルキャラとして登場するキャラなんですが、転生を繰り返す中で弟たる摩陀羅との争いを忌み嫌い、摩陀羅の側で生きることを望むようになります。そんなわけで、転生編では、味方となって登場。
自分が影王という前世を持ち、その宿命に従わざるを得なくなっていくことに戸惑いながらも、敵・弥勒の側に取り込まれてしまった弟・飛雄を救うべく戦う超ブラコン兄さんです。

……いかん、説明しきれん! でも知って欲しい、より多くの人に、この光の魅力をー!
ラジオドラマ版は全5巻のCDで発売されていますが、今は絶版のため品薄です。それでも、見かけた方は是非、是非買って聞いてくれっ! 私も縁があれば貸し出す!
中原さんのすさまじいまでに自然な演技が最高だ。十数年前の作品なので、中原さん当時三十台中盤、個人的にはこの頃の中原さんが一番好きな声質&演技です。

何はともあれ、MADARAにはまって、ラジオドラマ聞いて、中原さんとであったのが、ある意味私のターニングポイントですねぇ。

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Madara



次回予告。
スペシャルブレイクまで超スピードで中原さんキャラ続行。次はマイナー編で。
でも最近なので割りと有名かも。新宿二丁目で出会えるバーのマスターで行きましょうか。

 

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